さらに、スマート製造関係の通信規格としては、インダストリー4.0の推奨規格とされている「OPC UA」と「TSN(Time-Sensitive Networking)」を組み合わせて実証するテストベッドを新たに立ち上げることをハノーバーメッセ2018会期中に発表した。
テストベッドにはファーウェイの他、AII(Alliance of Industrial Internet)、Avnuアライアンス、エッジコンピューティングコンソーシアム(Edge Computing Consortium、ECC)、ドイツのフラウンホーファー オープン通信システム研究所、フランスのシュナイダーエレクトリック、中国のホリシス、米国のナショナルインスツルメンツ、スパイレントコミュニケーションズオーストリアのB&Rインダストリアルオートメーション、TTTech、などの企業や団体が参加を表明している。
TSNは、イーサネットの拡張規格で時間を保証する仕組みを入れることで遅延をコントロールし、リアルタイム性が要求されるような場所でも使えるようにすることを目指したものである。
テストベッドでは、ファーウェイのTSNスイッチを採用。ハノーバーメッセ2018では、このテストベッドで実際のスマート製造の各種条件をシミュレーションする「TSN+OPC UA」のデモを行った。
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