さらに「IO-Link」の無線規格のデモも行った。IO-Linkは、センサーやアクチュエータにデジタル通信インタフェースを持たせ、制御システムとの間で各種データ交換を双方向で行えるようにする技術※)だが、これを無線でも実現できるようにしたのが「IO-Link Wireless」である。無線化することでより容易に工場の末端データを活用できるようになるとしている。
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「IO-Link Wireless」の価値を示すデモとして披露したのがイスラエルのCoreTigoが開発したIO-Link Wirelessモジュールを活用して色の付いた球を振り分けるというものだ。これは、赤の球と青の球がジェットコースター上に流れる中で、モジュールを組み込んだセンサーデバイスを置くだけで自動で、赤と青を読み取ることができるというものだ。
元吉氏は「工場内で古い機械などに対し追加でデータ取得が行いたい場合などでも簡単に対応可能。工場内などでの柔軟なデータ取得とデータ活用が可能になる」と今後への期待を述べていた。
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