アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京は、アクセンチュアが6つに分けて定義するイノベーションプロセス「アクセンチュア・イノベーション・アーキテクチャ」のうち、「アクセンチュアオープンイノベーションイニシアチブ」「アクセンチュアテクノロジーラボ」「アクセンチュアインタラクティブ/リキッド/モバイルスタジオスタジオ」「アクセンチュアデジタルハブ」の4つをカバーしている。
同所は、地下鉄の麻布十番駅と赤羽橋駅が最寄りとなる新設ビルの8階と9階にある。8階の「Hub」は、顧客とアクセンチュア、パートナー企業などが一緒になってイノベーションを生み出すためのスペースだ。アクセンチュア日本法人 執行役員 デジタル コンサルティング本部 統括本部長の立花良範氏は「Hubはインスピレーションを得る広場をイメージしている。ここから日本発のイノベーティブなアセットを発信していきたい」と意気込む。
そして9階の「Studio」は、顧客が数カ月間“住み込む”イメージでイノベーション創造に取り組む場所になる。「8階がインスパイアの場とすれば、9階はコラボレーションの場になる」(立花氏)。
8階と9階には、アクセンチュア日本法人のデジタルに関わる専門家が集積されている。このため、イノベーションに必要となる人材に声を掛ければ、その場ですぐに加えることも可能だという。
立花氏は「日本発のイノベーションで可能性があるのはやはりモノづくり。モノづくりのデジタル化では現時点でも世界から遅れてはいない。今後は、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京での活動などによって、世界を追い越したい」と述べている。
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