オプティムは、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3〜6日、幕張メッセ)において、同社のAI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」の活用事例を紹介した。
オプティムは、「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3〜6日、幕張メッセ)において、同社のAI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」の活用事例を紹介した。
展示では、コールセンター、監視カメラ、予知保全、在宅医療支援、現場管理支援、店舗管理支援、圃場情報管理、眼底診断、コマツなどとの協業を発表した「LANDLOG」など、OPTiM Cloud IoT OSを用いたさまざまなサービス、ソリューションの事例を展開した。
例えば「AI監視カメラサービス」では、鉄道模型を使って、駅構内や周辺の危険状態をAI(人工知能)によって検知し、管理者などに警報を送るデモンストレーションを披露した。「鉄道の無人駅は増加の傾向にあるが、駅周辺の安全性確保は大きな課題だ。AIによって危険状態を検知できれば、人が常時監視する必要もなくなり、安全性も高められる」(オプティムの説明員)。
2017年10月10日には、このAI監視カメラサービスを用いた実証実験が、JR九州の香椎線和白駅と筑豊本線二島駅で実施されることも発表されている。
OPTiM Cloud IoT OSの強みは、大手ベンダーのAI/IoTサービスとの連携が容易なところにある。「AIであれば、当社が提供するものだけでなく、NECの顔認識技術、東芝の音声認識技術など、優れた技術やサービスとつなぎやすくしている。1つのベンダーにロックインされることがない」(同説明員)という。
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