ストラタシス・ジャパンは、少量生産やマスカスタマイゼーション向けに設計された、新しいアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォーム「Stratasys Continuous Build 3D Demonstrator」を発表した。
ストラタシス・ジャパンは2017年5月10日、少量生産やマスカスタマイゼーション向けに設計された、新しいアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォーム「Stratasys Continuous Build 3D Demonstrator」を発表した。
Stratasys Continuous Build 3D Demonstratorは、複数の3Dプリントセルで構成され、クラウドベースのアーキテクチャにより、それらを同時に稼働させることができる。オペレーターによる最低限の操作で、パーツを自動的に製造・排出し、次のパーツ生産を自動で開始する。
各3Dプリントセルはそれぞれ異なったジョブの生産が可能で、マスカスタマイゼーションに対応できる。必要に応じてセルを追加し、生産能力を高めることも可能だ。ジョブは利用可能なプリントセルに自動的に送られるため、処理能力が高速化。また、プリントセルに障害が発生した場合、利用可能な次のセルへ自動的にそのジョブが送られる。
発売時期は未定だが、既に複数のユーザーが使用を開始。同システムを導入した米In'Tech Industriesでは、射出成型された同一または異なる種類のパーツを、同日〜翌日中に提供可能になったとしている。
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