流体性能と構造強度を両立するターボ機械流体設計統合システムの最新版CAEニュース

ヴァイナスは、英Advanced Design Technologyのターボ機械流体設計統合システム「TURBOdesign Suite 6.1」の国内販売を開始した。「TURBOdesign Suite」の最新バージョンで、流体性能と構造強度を両立する形状最適化が可能となる。

» 2016年11月29日 16時00分 公開
[MONOist]

 ヴァイナスは2016年11月9日、英Advanced Design Technologyのターボ機械流体設計統合システム「TURBOdesign Suite」の最新バージョン「TURBOdesign Suite 6.1」の国内販売を開始した。TURBOdesign Suiteの機能を強化することで、流体性能と構造強度を両立する形状最適化が可能となる。年間ライセンスは350万円から、永久ライセンスは1225万円から(いずれも税別)だ。

 TURBOdesign Suiteは、翼負荷分布の設計条件を与えることで最適な翼形状を求める3次元翼設計モジュール「TURBOdesign1」、多目的最適化設計モジュール「TURBOdesign Optima」などで構成されている。

 最新バージョンの6.1は、多目的最適化設計モジュールに実験計画法と応答曲面法を追加した。これにより同システムで、実験計画法、応答曲面法、遺伝的アルゴリズムを組み合わせた最適化ワークフローが実行可能になった。

 また、1次元設計モジュール「TURBOdesign Pre」の遠心コンプレッサ設計機能に、性能マップ作成機能を追加。遠心コンプレッサやラジアルタービンの設計では、リアルガスの適用に対応することで、エンジンの1次元設計の精度を高めた。

 さらに、ソリッドモデル作成CADモジュール「TURBOdesign 3DLab」を搭載。TURBOdesignで設計した翼形状などの形状データから、流体解析や構造解析用のソリッドモデルを容易に作成できる。

photo ターボチャージャ用タービン設計の最適化例。羽根チップ付近のエントロピー分布を示している
photo 「TURBOdesign Pre」の遠心コンプレッサ性能マップのエンジン1次元設計への適用イメージ

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