トーワ電機は、米BOXX Technologiesのワークステーション「BOXX VR Ready」が、プロフェッショナル・ユーザー向けに策定された「NVIDIA VR Ready プログラム」のサポートを開始したと発表した。
トーワ電機は2016年9月6日、米BOXX Technologiesのワークステーション「BOXX VR Ready」が、プロフェッショナル・ユーザー向けに策定された「NVIDIA VR Ready プログラム」のサポートを開始したと発表した。日本国内では、販売元のトーワ電機BOXX事業部が対応する。
NVIDIA認定BOXX VR Readyシステムは、インテルCore i7プロセッサを搭載した「APEXX2 2402」「APEXX4 7403」の2機種となる。
APEXX2 2402は、第6世代Intel Coreシリーズを最速4.4GHzにオーバークロックしたモデルで、DDR4 PC4-2133 DIMMを採用。最大64Gバイトまで選択でき、高速なメモリアクセスを可能にした。NVIDIA Quadro M5000に対応し、プロフェッショナルGPUを使ったワークステーションとしても利用できる。
APEXX4 7403は、8コア全てが常時4.125GHzで動作するオーバークロック・プロフェッショナル・ワークステーションだ。CAD/CAE利用に適しており、CPUパワーを要求される演算計算や3Dシミュレーションに対応できる。さらに、拡張スロットを装備し、NVIDIA Quadro M6000などのプロフェッショナルGPUを最大4枚搭載できる。
NVIDIAプロフェッショナルVR Readyシステムは、NVIDIA Quadro M5000/M6000のGPU、Intel i5-4590/Xeon E3-1240 v3以上のCPU、HMD「HTC Vive」で構成される。同システムを使用すれば、開発者はNVIDIAのVRWorksソフトウェア開発キットを迅速に利用できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.