オプテックス・エフエーは、イーサネット通信により、画像処理用LED照明の調光・点灯の外部制御が可能なコントローラー「FASTUS OPPD-30E」を発売した。IPアドレスなど、接続に必要な情報を自動で取得できるDHCPに対応している。
オプテックス・エフエーは2016年7月27日、イーサネット通信により、画像処理用LED照明の調光・点灯の外部制御が可能なコントローラー「FASTUS OPPD-30E」を発売した。
FASTUS OPPD-30Eは、IPアドレスなど、接続に必要な情報を自動で取得できるDHCPに対応し、ケーブルで接続するだけで通信が開始される。調光値などの点灯設定パターンを最大4つまで設定可能で、4つのパターンを点灯制御入力ごとに順番に切り替える「点灯制御シーケンス機能」を搭載。これにより、従来はPLCでラダーを組む必要があった制御をコントローラーで対応可能にした。
また、独自のセンシング機能「FALUX sensing」を搭載し、明るさを自動で管理できる。専用のPCソフトウェアを使用すれば、照明の輝度・温度変化をグラフに表示することも可能だ。
さらに、シーケンサーと産業用センサーを接続・調整する、三菱電機のセンサーソリューション「iQ Sensor Solution」にも対応。三菱電機のエンジニアリングソフトウェア「GX Works2」上でコントローラーを自動検出できるなど、同社製のFA機器とスムーズに連携できる。
電源電圧は最大1.3Aで、2チャンネル合計で最大30Wまで接続できる。PWM調光方式を採用し、50/100/99/98/97kHzの周波数に対応した。標準価格は3万9800円(税別)で、年間で3000台の販売を目指すとしている。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.