そこでIVIでは「緩やかな標準」を掲げた。日本の製造業が実際に困っている点を競争領域と協調領域に分け、協調領域の話し合いの場を作っていくということを目指す。“それぞれの困りごと”を起点に、似たような課題を抱えている企業の問題解決のリファレンスモデルを作るということである。
西岡氏はIVIの役割として「“場作り”に徹していることが特徴だ」と述べている。IVIが「場」として考えているのが、以下の8つである。
これらの場作りを進めた結果、現在IVIではテーマに応じた20のワーキンググループ(WG)が始動。「緩やかな標準」作りが進んでいるところである。
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