図12からアーキテクチャモデリングは、要求モデリングやデータモデリングとは違い、多く実施されていることが分かります(縦軸の範囲が要求モデリングやデータモデリングと違うことに注意してください)。アーキテクチャモデリングでは圧倒的にUMLが使われていて、EAやSysMLも一定以上使われています。
図13からアーキテクチャモデリングを活用しているプロジェクトも多くなっています。しかし一定以上未実施の回答と活用できていない回答があります。
設計モデリングでは圧倒的にUMLが使われています。またフローチャートも比較的使われていますが、SysML はまだ少ないのが分かります。
設計モデリングを活用しているという回答が圧倒的に多く、「未実施」や「活用できていない」という回答は少なくなっています。しかしそれでも合計すると半数は活用できていない状況になっています。
ここでは簡単にモデリングの利用状況を見てきました。JEITAの委員会ではモデリングに関する調査をここで紹介した項目以外でも多く実施しています。また2015年度も同様の調査を実施しています。詳細は報告書を参照してください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.