スター・ウォーズを早く見たいです。
MONOistはWeb専業のメディアなので、もちろん印刷所に何かをお願いするといったことがありません。なので紙の雑誌のように年末進行で大忙しといったこともございません。「なにっ!? じゃあ暇なのか!?」というと、全くそんなこともなく、取材に出かけて記事を書いたり編集したり……といういつも通りの自転車チックな操業ライフが大みそかに向けて続いていきます。
既に2016年に公開する記事の準備に入りつつあるのですが、ちょっとその前に2015年を振り返りつつ、製造マネジメントフォーラムに掲載した記事ではどんな記事が一番よく読まれたのかを調査してみました。というわけで2015年最後の配信となる今回のメールマガジンでは、製造マネジメントフォーラムの年間記事ランキングTop5を紹介します。まずは5位から3位まで!
なんと5位から3位は全て“トヨタ”がキーワードになっている記事となりました。思い返すと2015年は“意志ある踊り場”を経て経営体質の改善も着実に進み、新工場の建設を解禁するなど、さまざまな面でトヨタの話題が目白押しだったように思います。その1つが第5位にランクインしたトヨタの新設計プラットフォーム「Toyota New Grobal Architecture(TNGA)」でしょう。
先日発表された新型「プリウス」から、いよいよ市場投入されました。TNGAはさまざまな車両の共通開発プラットフォームという性質があるため、単に新型になって燃費が向上したというだけでなく、品質管理などの面からも新型プリウスの動向には今後も注目です。
また“水素社会”というキーワードが盛り上がるに伴い、トヨタの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」がよく話題にのぼった1年だったと思います。現在納車まで3年待ちともいわれるMIRAIですが、燃料電池車はコストやインフラ整備の面でまだまだ解決すべき課題も多いのが実情です。そこでトヨタが踏み切った関連特許の無償公開という戦略について、知財の観点から解説した記事が3位となりました。
新型車のみならず、さまざまな観点から一挙手一投足が話題となるトヨタですが、同社のモノづくりの根幹にある手法といえば、もちろん「トヨタ生産方式」。自動車業界のみならずさまざまな業界に応用されている日本的なモノづくりの代表的手法ですが、このトヨタ生産方式にIoT(モノのインターネット)を活用したらどういった効果が得られるのかを解説した新連載が第4位にランクインしています。
さて、3〜5位を独占したトヨタ勢を抑え、さらに上位にランクインした記事がこちらです!
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