ただ、この技術はこのまま実用することは想定していないという。「この技術はもっと小型化し、最終的にはロボットアームの先端に付けることを目標としている。ロボットによる組み立て作業が今後広がる中で、目の役割を果たす画像認識技術は重要になる」とブース担当者は話している。
今後は機器そのものの小型化とともに、小型化でも性能を発揮できるようなレンズ技術やソフトウェア技術の開発などを推進。「生産の自律化などが進む中、ロボットアームに取り付けるマシンビジョンでもより多くの画像情報を求められるようになる。それらのニーズに応えられるマシンビジョンとしていく」(担当者)としている。
キヤノンが狙う“産業の目”、カメラや事務機で培った技術力を製造ラインへ
キヤノンがマシンビジョンを拡充――小型部品対応で電機・精密への普及拡大へ
リコーがマシンビジョンに参入! 30fpsで3次元データを取得するステレオカメラ
いまさら聞けない産業用ロボット入門〔前編〕
製造現場で働くロボット倍増へ、生産ラインの“穴”を埋める支援開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム