トヨタ自動車はカリフォルニア州のハリウッドで燃料電池車「ミライ」の発売イベントを開催。SFコメディ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシンカー「デロリアン」をモチーフとしたミライのコンセプトカー「バック・トゥ・ザ・フューチャー ミライ コンセプト」を公開した。
トヨタ自動車は2015年10月20日(米国時間)、カリフォルニア州のハリウッドで燃料電池車「ミライ」の発売イベントを開催した。同イベントは、SFコメディ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の舞台が2015年10月21日であることにちなんで、同映画のタイムマシンカー「デロリアン」をモチーフとしたミライのコンセプトカー「バック・トゥ・ザ・フューチャー ミライ コンセプト」などを公開した。
バック・トゥ・ザ・フューチャー ミライ コンセプトは、ミライのドアをデロリアンと同じガルウイングに改造した車両である。タイムトラベルによる行き先の日時を表示するヘッドアップディスプレイも装備している。
ミライを使ってデロリアンをフィーチャーしたコンセプトカーを作った理由は、ミライもデロリアンもごみからエネルギーを得て走行できるという共通点があるからだ。デロリアンは、生ごみをそのままエネルギーに変換する装置を搭載しており、ミライは生ごみから生成した水素を使って走行することができる。
この共通点を説明する「Fueled by the Future」という映像も公開されている。バック・トゥ・ザ・フューチャーで、デロリアンのエネルギー変換装置に生ごみを入れるシーンから始まるこの映像には、同映画に出演したマイケル・J・フォックス氏とクリストファー・ロイド氏が登場する。
なおカリフォルニア州では、既に2000人以上の顧客からミライを受注しているという。
バック・トゥ・ザ・フューチャー ミライ コンセプトの他にも、バック・トゥ・ザ・フューチャーで主人公のマーティ・マクフライが乗っていたピックアップトラックも再現された。ベース車は2015年9月に発売されたばかりの新型「タコマ」を用いている。
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