準備が整ったら「実行」(図27)です。以後、ツール交換のたびに同様の操作をします。
新たに取り付けたφ1のエンドミルで、「M」の荒加工をしているところです。こうして、ツール交換をしながら全部の荒加工が済んだら、引き続き仕上げ工程に入ります(図28)。
外周ポケットを仕上げます(図29)。
次に、64mm×34mmポケットの仕上げ中(図30)。
文字も1つ1つ仕上げていきます(図31、32)。
「E」の仕上げが完了したところで、プログラム終了です(図33)。
集じん機とブラシで切削クズを取り除いたら、スクレーパを使って、捨て板ごとワークを取り外します。
次に図34赤丸部分の「サポート」を切り離します。
ケミカルウッドは柔らかいので、スクレーパで切り離すことが出来ます。その後、捨て板からワークの端材と製品を剥がし取ります。取り出した後は、サポートの切断面や角のバリを、耐水ペーパーを使ってきれいに整えましょう。
製品の寸法をノギスで確認します(図35)。ピッタリな数値だと、実にすがすがしいです。
ケミカルウッドは削りっ放しでも肌目がきれいですが、艶を出すためにクリアラッカーを吹いてみました(図36)。
さらに、少しでもペット(ネコ)に喜んでもらおうと思いを込めて、肉球のポケット部分を赤く塗ってみました。これで完成です(図37)。
どうでしょう? かわいいでしょ!
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