ホンダは50ccの新型原付スクーター「ジョルノ」の日本生産を開始したことを発表した。
ホンダは2015年9月11日、50ccの新型原付スクーター「ジョルノ」の日本生産を開始し、生産工場である熊本製作所でラインオフ式典を行ったことを発表した。
ジョルノは、従来は中国で生産していたが、同日から日本の熊本製作所に移管するという。
ホンダでは、経済状況の変化から、グローバルでの最適な生産体制構築に向け、見直しを進めてきていた。従来ホンダが国内で販売している50ccの原付一種モデルは、その9割以上を海外で生産してきたが、今回日本生産へと移管することを決めた。
新型ジョルノの日本への生産移管に続き、現在ベトナムで生産し、日本で販売している50cc原付スクーター「Dunk」と「タクト」についても、順次熊本製作所に生産を移管する予定だという。
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