米Qualcommが自社SoC「Snapdragon」を利用したドローン開発プラットフォーム「Qualcomm Snapdragon Flight」を発表した。
米Qualcommは2015年9月10日(現地時間)、ドローン開発用リファレンスプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon Flight」を発表した。
同社SoC「Snapdragon 801」を中核にした開発ボードで、統合されているDSP「Hexagon」によるリアルタイムフライトコンロールや4Kビデオ撮影、GPS(GNSS)、Bluetooth 4.0、Wi-Fiなどの機能をサポートする。
既に業務用ドローンを手掛けるYuneecなどOEM向けには提供開始な状態となっており、同社ではSnapdragon Flightを搭載したドローンが2016年上半期に販売開始される見込みであるとしている。
Snapdragon 801は同社が2014年にスマートフォン向けとして発表したクアッドコア搭載のSoCで、搭載するCPU「Krait」のクロックは最大2.5GHz。GPUには「Adrena 330」、DSPには「Hexagon V50」をそれぞれ搭載する。Snapdragonは「キンギョソウ」の意。
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