求む、箱根で活躍する火山対応ロボット火山対応ロボット急募

神奈川県が、箱根 大涌谷で活動する「火山活動対応ロボット」の開発支援を行う。「火山活動対応ドローン」「火山活動対応地上走行車」「火山活動対応地すべり警報システム」の3つに対してロボット開発プロジェクトを募集する。

» 2015年09月10日 11時00分 公開
[渡邊宏MONOist]

 噴火警戒レベルの引き上げにより、入山規制が行われている箱根山。

 神奈川県では箱根山 大涌谷周辺の現場ニーズに対応すべく「火山活動対応ロボット緊急開発プロジェクトチーム」を立ち上げているが、その一環として、新たに火山活動対応ロボット開発の促進事業を開始する。

 これは「火山活動対応ドローン」「火山活動対応地上走行車」「火山活動対応地すべり警報システム」の3つに対してロボット開発プロジェクトを募集し、開発したロボットを大涌谷周辺で実際に利用するもの。1案件あたりの採択上限額は1000万円で、採択件数は3件程度。募集期間は2015年9月8日〜28日までとなっている。

 案件審査については「大涌谷周辺の現場ニーズへの適合性」「開発内容及び開発スケジュールの妥当性」「開発に関する特許・ノウハウ・技術等の優位性」「他の火山・災害現場への応用可能性などの社会的インパクト」が列挙されており、“大涌谷周辺で速やかに実戦投入できるロボット”を強く求める内容となっている。

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