東芝が主催した駅や公園などど公共の場で活躍できるロボットのアイデアを集うコンテストの受賞作が発表された。
東芝は2015年3月に行った「駅や公園、空港など公共の場で活躍できるロボット」アイデアコンテストの受賞作を発表した。最優秀賞には、レジャー施設などでの利用を想定した、ガチャガチャタイプのドローン「navit」が選ばれた。
このコンテストは「2020年に公共の場所で、暮らしや環境を便利で豊かにするロボット」をテーマとしてアイデアを募集したもので、応募に際しては3Dデータの提出が必要とされていた。
最優秀賞のnavitは“ワンコイン・レンタルドローン”と銘打ち、コインを入れるとカメラ付きの小型ドローンがガチャガチャ景品のように表れる。ドローンの活用で利用者(施設来訪者)の問題を解決することに加え、写真撮影機能を搭載するなど、施設の性格に即した活用までも考慮している点が評価された。
その他優秀作には公園などで利用される巡回ロボット「カプチノ」、街中に設置して貨物や人を運ぶキャリーロボット「nosity」、ナビゲーション機能付き車いすロボット「イスナビ」が選ばれた。
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