ZMPは、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術の開発向けに、ディープラーニングによって車両や歩行者などの認識を行うソフトウェアを組み込んだステレオビジョンシステムを発売する。
ZMPは2015年8月20日、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術の開発向けに、ディープラーニングによって車両や歩行者などの認識を行うソフトウェアを組み込んだステレオビジョンシステムの販売を開始すると発表した。
同システムは、ソニーの高感度CMOSセンサーを用いたステレオカメラ「ZMP RoboVision2」と、NVIDIAのプロセッサ「Tegra K1」を搭載したコントローラボックスから構成されており、ディープラーニングによって先行車両や歩行者、白線、信号といった対象物の認識を行う。対象物の認識だけでなくトラッキングも行い、位置情報などをCANインタフェースから出力することもできる。このため、実車走行時のセンサーシステムとして利用しやすくなっているという。
価格は、ZMP RoboVision2、コントローラボックス、ディープラーニングを用いた画像認識ソフトウェアを含めて200万円の予定(税別)。2015年10月末から出荷を始める計画だ。
ロボットタクシー設立の理由は「自動運転のレベル4で先駆けたい」
コマツがZMPに出資、建設機械をロボット化
ZMPが「Core i7」搭載の自動運転用コントローラを開発、2015年7月に発売
萌えアプリ「助手席カノジョ」とのドライブは最高! ZMPの「カー友SDK」で開発
JVCケンウッドとZMPがスマホ活用テレマティクスで新会社、マイクロソフトも協力Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク