“アボカドを監視してSlackで通知”という衝撃的(?)な作例を、IoTプラットフォーム「myThingsプラットフォーム」のサービスインと同時に解き放ったYahoo!JAPANもMFT2014に出展。アボカドの他、ハムスターが回し車を回す回転数をRaspberry Piでチェックするという作例を展示していた。
これは回し車の回転数や速度などをRaspberry Piに入力、IDCFチャンネルを経由してTwitterやFacebookへ投稿するというもので、いっぱい運動したハムスターにはRaspberry Piから給餌器を動かしてご褒美(エサ)を与えるという仕組みも組み込まれている。
岐阜県が推進している県内製造業とITを掛け合わせ、新たな地場産業を生み出すプロジェクト「コア・ブースター・プロジェクト」から生まれた、傾けると光る枡「光枡」。既にMakuakeを使ったクラウドファンディングが開始されており、MFT2015にも展示されていた。
底面部分に加速度センサーとLEDを内蔵しており、傾きを感知してその名の通り発光する。また、マクニカのBluetoothチップも内蔵しており、スマートフォンを利用して発光する色を変化させることも可能だ。枡は檜製で枡の製造を担当する大橋量器によれば、液体ガラスの塗布などで底面からの水漏れが起きないように細心の注意を払っているとのこと。Makuakeでの支援は2015年8月1日時点で1万5000円より(光枡+光らない枡セット)。
鳥取大学/鳥取城北高校が出展していたのは、将棋の棋譜を取る「記録係Mobile」。将棋盤上部に設置したカメラから画像を取得し、OpenCVによって開発した画像処理にて棋譜を取る。製作の理由が「鳥取県の人口減少が進み、将棋の記録係すら人手不足」というから泣けてくる……(ネタです)。
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