カブクは、トヨタ自動車の超小型電気自動車(EV)「i-ROAD」の本格的な実用化に向けた「OPEN ROAD PROJECT」に対して、3Dプリンタで出力したカスタマイズパーツを1年間にわたり実験的に提供する。
カブクは2015年7月6日、トヨタ自動車の超小型電気自動車(EV)「TOYOTA i-ROAD(以下、i-ROAD)」の本格的な実用化に向けた「OPEN ROAD PROJECT」に対して、カスタマイズパーツを1年間にわたり実験的に提供すると発表した。
OPEN ROAD PROJECTは、i-ROADの駐車や充電時における利便性の向上、魅力を高めるパーツのカスタマイズなどについて、特有の知見や技術を持つ企業および一般の生活者と協力して進めるためのプロジェクトだ。2015年7月から東京都内で1年間実施することが決まっており、実際に7月4日から一部地域名での走行を始めている(関連記事:超小型EVの普及に向けたオープンプロジェクト、3Dプリンタで外装パーツも自由に)。
今回カブクは、同プロジェクトにおけるカスタマイズパーツの提供を担当。一品モノのカスタマイズ生産に対応する「Rinkak マス・カスタマイゼーション・ソリューション」によって、OPEN ROAD PROJECTに参加するi-ROADユーザーが、パーソナルモビリティとしてより自分らしいi-ROADを楽しめるように、カスタマイズパーツを3Dプリンタで出力して提供する。
現在カスタマイズできるのは、車両前部のフロントパーツと、ドリンクホルダーの2つ。フロントパーツはデザイン3種類×カラー11種類、ドリンクホルダーはデザイン7種類×カラー8種類から選択できる。特設Webサイトで確認可能だ。
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