富士通が手のひらに収まる小型の静脈認証センサーを発売する。ケーブルレスで、タブレットPCなどとの組み合わせにも適する。
富士通と富士通フロンテックは、ケーブルレスの小型静脈認証センサー「PalmSecure-SLセンサー」(ポータブルセンサー)を2015年9月下旬より販売開始する。価格は1万7500円(税別)。
新製品は両社が2012年8月に発表したPCログオン専用センサー「PalmSecure-SLセンサー」をケーブルレスとし、タブレットPCなどでの利便性を高めたもの。サイズは62×33×15.5(幅×奥行き×高さ)と手のひらに収まる大きさだ。
PalmSecure-SLセンサーは手のひらを高速撮影し、認証に最適な画像を選び出して自動認証する機能を備えたており、“手をかざす”だけでの静脈認証が行える。新製品は既存製品との混在利用も可能で、社内ではスタンダード、外出時にはポータブルと付け替えて利用することもできる。
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