機械幅1280mmの省スペース立形マシニングセンタを発売FAニュース

ヤマザキマザックは、30番テーパ主軸の高コストパフォーマンス立形マシニングセンタ「VERTICAL CENTER PRIMOS 400 S」を発売した。高速加減速は1.0G、全軸早送り速度は分速60mで、小型マシニングセンタ特有の頻繁な軸移動に対応できる。

» 2015年06月06日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2015年5月19日、30番テーパ主軸の高コストパフォーマンス立形マシニングセンタ「VERTICAL CENTER PRIMOS 400 S(バーティカル センタ プリモス)」を発売した。

 同製品は、一般機械部品や二輪・自動車部品の中・量産小物部品加工に対応する小型立形マシニングセンタとなる。低価格でありながら、従来のマシニングセンタ同様の高い剛性を備え、高速加減速1.0Gと全軸早送り速度が分速60mであることなど、小型マシニングセンタ特有の頻繁な軸移動に対応できる。

 クラス最小レベルとされる機械幅1280mmに加え、切粉の後方排出と機械左右のメンテナンスエリアを不要としたデザインにより、量産ラインの場合には機械間スペースが最小になるため、最小面積で構築できる。

 さらに、自動開閉ドアや2パレットチェンジャーなどの自動化対応オプションもそろえた。環境面では、待機中の消費電力を従来品「VCS430A」に比べて最大45%削減した。

photo VERTICAL CENTER PRIMOS 400 S

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