米Intelは2015年6月1日(現地時間)、FPGA大手Alteraの買収を発表した。買収金額は167億米ドルと同社過去最大規模。
米Intelは2015年6月1日(現地時間)、FPGA大手Alteraの買収を発表した。買収金額は167億米ドル(約2兆円、買い取り価格は1株当たり54ドル)と、同社にとって過去最大規模の買収劇となった。
IntelはPC市場の低迷を受け、PC以外の領域、とりわけ通信やデータセンターなどへの影響力拡大を狙っているといわれており、Alteraが次世代FPGAの生産をIntelに委託するなど協力関係にあることから、Alteraの買収を計画していると報道されていた。
半導体業界では2014年12月にはCypress SemiconductorとSpansionが経営統合を発表、2015年5月末にはAvago TechnologiesがBroadcomの買収を発表(買収金額は370億米ドル 約4.6兆円)するなど、再編が加速している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.