2015年4月22〜24日の3日間、医療機器設計/製造に関する「アジア最大」の展示会「MEDTEC Japan 2015」が、東京ビッグサイトで開催される。今回からは、新たに「介護・福祉ロボット&機器開発展」や医療ICT・在宅医療展「Smart Health Japan」、検査キットの完成品&開発展「Test Kit Japan」が同時開催される。
2015年4月22〜24日の3日間、医療機器設計/製造に関する「アジア最大」の展示会「MEDTEC Japan 2015」が、東京ビッグサイトで開催される。また、医療用エレクトロニクス展「Electro MED Japan」に加えて、新たに「介護・福祉ロボット&機器開発展」や医療ICT・在宅医療展「Smart Health Japan」、検査キットの完成品&開発展「Test Kit Japan」も同時開催される。
MEDTEC Japanは2009年の初開催から、年々規模を拡大している。2015年の今回は、出展社数が2014年比16%増の500社以上、来場者数が同24%増の約3万5000人を予想している。会場サイズも、2014年の東京ビッグサイト東3・6ホールの2ホールから、2015年は東4〜6ホールの3ホールに広がった。
MEDTEC Japanの規模が拡大している理由としては、官民を挙げた医療機器分野の振興への取り組みがある。政府は2014年11月に薬事法を改正し、医療機器の開発を促進する体制を整えており、ベンチャー企業や新規参入企業は医療機器市場に参入しやすくなっている。「MEDTEC Japan 2015の出展社の約半数は、異業種から参入した、もしくは異業種からの参入を目指す企業だ」(主催のUBM Canon Japan)という。
MEDTEC Japan 2015で注目されるのが、新たに同時開催されることになった、介護・福祉ロボット&機器開発展だろう。
ロボットスーツ「HAL」を手掛けるサイバーダインや、装着型筋力増強装置である「マッスルスーツ」を開発したイノフィスのような完成品メーカーの他、介護・福祉ロボットを開発するのに必要な部品や装置のサプライヤも出展する。
また海外からの出展社との連携も進めている。2014年から始まった台湾パビリオンに加え、2015年からはタイ工業省との連携によるタイパビリオンも設置する。
もちろん、2014年から始まった医薬品関連の展示会「CPhi Japan」などとの連携は、2015年も継続している。西1・2ホール+アトリウムで開催される「CPhi Japan 2015」などと、東4〜6ホールで開催するMEDTEC Japan 2015で、医薬・医療機器の業界関係者が4万人以上来場する「Japan LIFE SCIENCE WEEK 2015」として展開する。
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