マツダは、小型車「デミオ」に、排気量1.5l(リットル)の直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を搭載したスポーツモデルを2015年秋に追加する。
マツダは2015年4月8日、「モータースポーツジャパン2015 フェスティバル イン お台場」(2015年4月11〜12日、東京都江東区青海特設会場)において、「デミオ モータースポーツ コンセプト」と「Mazda Women in Motorsport Project 2015(マツダ・ウィメン・イン・モータースポーツ・プロジェクト2015)」で使用するトレーニング用車両を初公開すると発表した。
デミオ モータースポーツ コンセプトは、国内のジムカーナやダートトライアル、ラリーなどのグラスルーツ(草の根)モータースポーツに参加するためのベースモデルとして提案する車両だ。2014年9月発売の「デミオ」に、排気量1.5l(リットル)の直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」や、6速マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」、大型ブレーキなどを採用しており、2015年秋の発売を予定している。
デミオは、国内市場において、排気量1.5lのディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」と排気量1.3lのガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」で展開している。欧州市場で選択できるSKYACTIV-G 1.5は、国内ではスポーツグレードとして追加されることになりそうだ。
Mazda Women in Motorsport Project 2015については、国際自動車連盟(FIA)と日本自動車連盟(JAF)が提唱している「Women in Motorsport Project」のマツダ版プロジェクトとなる。2015年2月19日に参加メンバーの募集を始め既に67人が応募している。モータースポーツジャパン2015 フェスティバルの会場では、書類選考や面接などの審査を経て、26人の参加メンバーが発表される。
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