東芝がスマホや車載カメラなどに用いられる小型のイメージセンサーで、大型イメージセンサー並みの画像を実現できる「無限高画質」技術を開発した。
東芝は2015年3月13日、小型イメージセンサーで大型イメージセンサー並みの画像を実現できる「無限高画質」技術を開発したと発表した。スマートフォンや車載カメラ、監視カメラ、内視鏡などサイズ上の制限があるデバイスの画質向上を狙う。
この技術は高速に連続撮影した画像を、独自開発したブレ検出補正機能で補正しながら合成することで、ノイズの少ない鮮明な画質を実現する。同種の技術としては「HDR」(ハイダイナミックレンジ合成)などが知られるが、本技術では蓄積用に多くのメモリを必要とせず、「高感度な大型イメージセンサ並みの画質を得ることが可能」(同社)であるとしている。
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