インストールが終了して再起動すると、設定画面である「raspi-config」が起動する。ここは「4 Internationalisation Options」にある、以下の項目を押さえておけば、取りあえずOKだ。
リストにある「ja_JP.UTF-8 UTF-8」と「ja_JP.EUC-JP EUC-JP」の場所でスペースキーをたたいて「*」マークをつけよう。デフォルトの環境をどれにするか聞かれるので、「ja_JP.UTF-8」を選んでおく。TABキーを押すか、↓キーで「Ok」に移動してEnterだ。
タイムゾーンの設定に移る。まずは「Asia」を選択。次の画面で「Tokyo」を選んで「Ok」を選択する。
ここはキーボードの設定だ。リストにある「Generic 105-key(Intl)PC」を選んで「Ok」を選択。続いて「Japanese - Japanese(OADG 109A)」「The default for the keyboard layout」「No Compose Key」を選択する。
以上で一通りの初期設定は完了だ。設定が終了すると再起動されて、ようやくRasbianに触れることができるようになる。なおデフォル音のログインユーザー名は「pi」。パスワードは「raspberry」なので、このアカウントでログインしてみよう。
次は基本編のその2として、コンソールの日本語化手順やX Window Systemなどについて触れていきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.