ナビタイムジャパンは「第6回 国際自動車通信技術展(ATTT)」で、スマートフォン上のカーナビゲーションアプリの経路案内情報や楽曲再生アプリの情報、バックモニターの映像などを確認できるメーターパネル「つながるメーター」を参考出展した。
ナビタイムジャパンは、「第6回 国際自動車通信技術展(ATTT)」(2015年3月9〜11日、東京ビッグサイト)において、スマートフォン上のカーナビゲーションアプリの案内情報などを、走行中でも安全に確認できるメーターパネル「つながるメーター」を参考出展した。日本精機と共同開発したもので、今回が初展示になるという。
つながるメーターは、スマートフォンとメーターパネルをBluetoothで接続して、パネル内に搭載されている小型のディスプレイでカーナビゲーションアプリの経路案内情報を確認できるというものだ。
メーターパネル内のディスプレイでは、経路案内情報の他に燃料残量や走行距離といった車両情報、楽曲再生アプリの情報に加え、バックモニターの映像も確認できる。ディスプレイ上に表示させる情報の切り替えは、ステアリングスイッチで行えるというコンセプトだ。ドライバーは、走行中にスマートフォンを見ることなく経路案内情報を確認できるとともに、その他の情報も簡単かつ安全に視認できる。
ナビタイムジャパンのブース担当者は「つながるメーターは、ドライバーがさまざまな情報を安全に確認できるようにしたいと考えて開発したもの。車内にスマートフォンを取り付ける必要がなくなる他、ディスプレイオーディオの替わりになるというメリットもある」と説明し、実用化については「現在具体的な動きはないが、実用化に向けて顧客に売り込みを始めている段階」としている。
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