警備会社のALSOKはドローンを使った、メガソーラー向けの空撮点検サービスを2015年4月より提供開始する。自社カスタマイズしたドローンを用い、ホットスポットの発見も容易だとしている。
ALSOKはドローンを使った、メガソーラー向けの空撮点検サービスを2015年4月より提供開始する。
自社にてカスタマイズしたドローンを用い、上空から可視カメラおよび赤外線カメラでパネルを撮影する。赤外線カメラを併用することでホットスポット(セル破損などでパネルに大きな抵抗が発生し発熱する現象)の発見も容易になるとしている。
SECURITY SHOW 2015(2015年3月3日〜6日、東京ビッグサイト)にて展示されたドローンのベースモデルはエンルートの「ZionFH940」で、搭載するバッテリーで約20分間飛行し、2MW相当のパネルを撮影可能だとしている。
飛行経路を事前設定することで自動飛行し、自動離着陸や緊急帰還機能も搭載する。自動飛行が前提だが、運用時にはオペレーター2名が同席し、緊急事態に対処する体制とする。
同社では2014年よりメガソーラー施設向けの空撮点検サービスを試験運用しており、空撮点検のノウハウを蓄積することで、今後は架橋などのインフラ点検や施設外周警備などにも空撮点検のサービスを提供していく考えだ。
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