アドバンテックは、産業用タッチパネルディスプレイ一体型コンピュータ「UTC-300」シリーズを発表した。CPUにIntel Bay Trail J1900プロセッサを搭載し、最大8GBのメモリが搭載できる。
アドバンテックは2015年2月3日、産業用タッチパネルディスプレイ一体型コンピュータ「UTC-300」シリーズを発表した。主に、産業、リテール、製造業などの分野に向ける。
UTC-300シリーズは、CPUにIntel Bay Trail J1900プロセッサを使用し、最大8GBのメモリが搭載できる。ディスプレイは15.6インチと18.5インチのLCDディスプレイで、画面比率は16:9、解像度は1366×768。
OSには、Windows Embedded Standard 7/Windows Embedded Standard 8/Embedded Linux 3.0を搭載可能で、スクリーンにはマルチタッチ・投影型静電容量式タッチスクリーンを採用した。液晶面はIP65(防塵防滴)に対応し、水拭き清掃もできる。
総重量は4kg未満、厚さは7mm(パネルマウントの場合)で、機器のインストールが簡単にできるよう、軽量で薄型設計となっているという。またVESA75mm規格の取り付け穴により、台に取り付けることも可能だ。後面のフレームは壁のパネルや機器にそのまま取り付けられるよう、取り外しが自由にできるフレーム設計を採用した。これにより、壁や機械に取り付けでき、小売店や製造業、工業生産、産業オートメーションなど、幅広い用途に対応できる。
さらに、5メガピクセルカメラ、内蔵マイク、MSR、RFIDリーダー、2次元バーコードスキャナなど、システムの機能とアプリケーションを拡張できる周辺機器も用意している。
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