ソフトバンク「Pepper」の開発者向け販売が開始される。初回出荷台数は300台。クラウド利用料などを含む「Pepper基本プラン」は月額1万4800円(税別)。
ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは2015年2月20日、ロボット「Pepper」の開発者向け販売を同年2月27日より開始すると発表した。本体価格は21万3840円(税込)。
初回生産台数は300台で、2014年9月に行われた先行モデル抽選販売の落選者へ優先的に販売する。同社Webサイトならびにソフトバンクモバイル表参道店でも販売を行うが、表参道店での販売台数は30台。次回の販売は2015年夏以降になる。
本体には充電器や各種ソフトウェア、開発環境などが含まれており、ロボットアプリ開発を行えるが、クラウドを利用した会話機能やアプリストアの利用、プリインストールされているアプリの利用に際しては3年間有効の「Pepper基本プラン」(一括購入時 57万5424円、分割時月額 1万5984円、いずれも税込)の契約が必要となる。
加えて、期間内であれば何度でも修理を受けられる「Pepper保険パック」(一括購入時 38万1024円、分割時月額1万584円、いずれも税込)も同時に提供する。ただ、修理代金は無料ではなく、作業費や部品費、配送料などで数万円の実費が発生するとしている。なお、基本プランと保険パックを同時加入したユーザーを対象に、Pepperが自律的に充電を行うようになる「充電ベース」をプレゼントするキャンペーンを実施する。
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