新型「アルファード/ヴェルファイア」は5つの「世界初」を搭載:車両デザイン(2/2 ページ)
3つ目は、キーレスエントリーである「スマートエントリー」の新機能「ウェルカムパワースライドドア」だ。同機能は、スマートキーの予約ボタンをあらかじめ押しておけば、両手に荷物を持っているようなスマートキーを操作できない状況でも、車両に近づくだけで後席側のスライドドアが自動で開く。
「ウェルカムパワースライドドア」の機能説明(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
4つ目は、助手席を2列目シートの位置までスライドできる「助手席スーパーロングスライドシート」である。助手席と、助手席後ろの2列目シートを、同じシートレール上に設置することで実現した。最大1160mmのスライドが可能だという。
「助手席スーパーロングスライドシート」は最大1160mmのスライドが可能(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
5つ目は、「サードシートスライド機構付ラゲージ床下収納+脱着折り畳み式デッキボード」だ。3列目シートのスライド機構と、148l(リットル)の床下収納を両立している。
3列目シートのスライド機構と床下収納を両立した「サードシートスライド機構付ラゲージ床下収納+脱着折り畳み式デッキボード」(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
- トヨタの新型ミニバン「エスクァイア」は“ひとつ上”を目指した高級車
トヨタ自動車が5ナンバークラスの新型ミニバン「ESQUIRE(エスクァイア)」を発表。同社のミニバン「ノア」や「ヴォクシー」とは一線を画す、高級感を押し出した「新上級コンパクトキャブワゴン」として、国内市場における新たなニーズの獲得を目指す。
- 新型「ノア/ヴォクシー」が低床プラットフォームから得た2つのメリット
トヨタ自動車は、5ナンバーサイズのミニバン「ノア」と「ヴォクシー」をフルモデルチェンジした。新開発の低床プラットフォームの採用により室内空間を大幅に拡大するとともに、ハイブリッドモデルについては「アルファード/ヴェルファイア」では実現できなかった1列目シートから2列目/3列目シートへのウォークスルーが可能になった。
- 新型「オデッセイ」はなぜ超低床化しなければならなかったのか
ホンダの新型「オデッセイ」は、全高を従来モデルの1545mmから150mm引き上げて1695mmとするとともに、超低床プラットフォーム」を採用。上級ミニバンとして競合する、トヨタ自動車の「アルファード/ヴェルファイア」や日産自動車の「エルグランド」と同等クラスの室内高さを実現した。
- トヨタが駐車時の自動ブレーキを誤操作以外でも実現、超音波センサーを大幅改良
トヨタ自動車は、駐車を行う際に用いる運転支援システムの機能を強化し、2015年に発売する新型車に搭載すると発表した。従来はペダルの踏み間違いといった明らかな誤操作の際に行っていた自動ブレーキを超音波センサーを増設/改良するなどして、駐車のための低速移動の間はいつでも利用できるようにした。
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