三菱電機は、研究開発力の強化に向け「新実験棟」を建設する。
三菱電機は2015年1月15日、研究開発力を強化する目的で、兵庫県尼崎市の先端技術総合研究所敷地内に「新実験棟」を建設することを発表した。
同社の先端技術総合研究所は、三菱電機グループ全体の事業に関連する最先端技術の開発拠点。基礎基盤研究から新製品開発、将来の新事業の芽となる技術まで、幅広い分野における研究開発に取り組んでいる。
新実験棟は、老朽化した現在の実験設備の更新に合わせるとともに、点在している実験設備を統合することで、研究開発力の強化を図るもの。新実験棟の建築面積は1190m2で、地上6階建てとなり延べ床面積は4500m2。2015年2月に着工し同年12月に完成予定だという。総投資額は約18億円とし、2016年2月から順次稼働するとしている。
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