愛三工業は、ミライの燃料電池セルに供給される水素の圧力・流量を制御する水素インジェクタを展示した。
ベースになった技術は圧縮天然ガス(CNG)自動車の燃料供給システムだ。水素インジェクタでは、70MPaとCNGよりも高圧になる燃料電池車の水素が漏れないようにするシール性の向上や、生成される水が原因となる耐腐食性付与などを行ったという。
東レは、同社の炭素繊維強化樹脂が採用された、耐圧70MPaの水素タンクと、燃料電池セルスタックを車両内で支えるスタックフレームを展示した。また、ミライの燃料電池セルのガス拡散層には、同社の炭素繊維材料が用いられているという。
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