掃除機ロボット「ルンバ」シリーズを手掛ける米iRobotは、ユーザーがプログラミングと機能拡張を行えるロボットプラットフォーム「iRobot Create 2」を販売開始した。
掃除機ロボット「ルンバ」シリーズを手掛ける米iRobotは2014年12月10日(米国時間)、ユーザー自身がプログラミングできるロボットプラットフォーム「iRobot Create 2」の販売を開始した。価格は199ドル99セント。
iRobot Create 2は掃除機ロボット「ルンバ 600」をベースに、掃除機としての機能を取り去り、各種動作をプログラミング可能としたロボット。同社会長兼CEOのColin Angle氏は学校教育におけるSTEM(science, technology, engineering and math)の重要性を説き「学生の好奇心に火をつけるため本製品を提供する」と狙いを述べている。
ユーザー自身のプログラミングによって動きやLED発光パターンを制御できる他、ハードウェアのインタフェース仕様も公開されており、カメラやArduinoなどを組み合わせての機能拡張も行える(ArduinoならびRaspberry Piを組み合わせるためのドキュメントは既に公開されている)。
プログラミングサンプルとして、Bluetooth経由の操作でルンバから音楽を流す「DJ Create 2」や、搭載されているLEDの制御を行う「LightBot」が付属する他、交換用フェースプレートを3Dプリンタで自作するための3次元データなども付属する。
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