DAC(距離振幅特性曲線)、TCG、DGS/AVG、厚さ計ソフトウェアなど、超音波探傷に必要な多くの機能を搭載。薄肉材料や表面近傍の傷の検査から、鋳物・FRPなどの高減衰材、最大30mの厚物まで、さまざまな超音波探傷に対応できる。
ダコタ・ジャパンは2014年11月4日、超音波探傷器のフラグシップモデル「DFX-8+」の販売を開始した。
今回販売されたDFX-8+は、薄肉材料や表面近傍の傷の検査から、鋳物やFRPなどの高減衰材、最大30mの厚物まで、さまざまな超音波探傷に対応できる高性能超音波探傷器。DAC(距離振幅特性曲線)、TCG、DGS/AVGを標準搭載するほか、配管などの曲率による誤差を補正する曲面補正機能(CSC)もある。
厚さ計ソフトウェアを標準搭載することで、厚さ計の最上位機種である「CMX DL+」の機能を全て継承した。屋外でも見やすい低消費電力液晶ディスプレイ(Blanview)を採用。さらに、大容量リチウムイオンバッテリーにより、18時間の長時間にわたって操作ができる。
他に、水浸探傷用のインタフェースゲート、アナログ出力、ラインで自動検査ができる外部コントロール機能など、超音波探傷に必要な機能を搭載した。
主な用途は、各種材料の傷や割れ、内部欠陥の検査、溶接部の欠陥検査、接着・剥離検査、自動水浸探傷などの各種自動探傷試験、厚さの測定など。価格は96万円(税抜き)。
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