ホンダは、「CEATEC JAPAN 2014」において、「SUISO JAPAN powered by Honda」をコンセプトに、「スマート水素ステーション(SHS)」の実物大モックアップや、燃料電池車からの外部給電を可能にする「可搬型インバータボックス」などを展示する。
ホンダは2014年10月2日、「CEATEC JAPAN 2014」(シーテック ジャパン/2014年10月7〜11日、幕張メッセ)において、「スマート水素ステーション(SHS)」の実物大モックアップや、燃料電池車からの外部給電を可能にする「可搬型インバータボックス」などを展示する。
今回の展示ブースは、「SUISO JAPAN powered by Honda」をコンセプトに、「つくる」、「つかう」、「つながる」という3つのテーマで、「ホンダならではの、来るべき水素社会における、クルマとともにワクワクする生活を提案する」(同社)という。
「つくる」をテーマとした展示では、ホンダ独自の、コンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用し、岩谷産業との共同開発により高圧水素タンクから充てんノズルまでの主要構成部位を世界で初めてパッケージ型に収納したスマート水素ステーションの実物大モックアップを披露する(関連記事:水素を「水」から作り出す、四畳半のステーション)。
「つかう」のテーマでは燃料電池車の技術を紹介。フォーミュラカーに見立てた、水素エネルギー利用のコンセプトを体感できる装置も展示する。「つながる」のテーマでは、燃料電池車に可搬型インバータボックスを組み合わせて「移動できる小さな発電所」とし、クルマが作る電力をコミュニティーに提供することで、クルマが暮らしとつながる新しい姿を紹介するという。
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