スズキは、「第41回 国際福祉機器展H.C.R.2014」において、「都市生活での移動に便利であること」をコンセプトとした電動車いす「UTコンセプト」を参考出品する。
スズキは2014年9月25日、「第41回 国際福祉機器展H.C.R.2014」(2014年10月1〜3日、東京ビッグサイト)において、都市型電動車いす「UTコンセプト」を参考出品すると発表した。
UTコンセプトは、「都市生活での移動に便利であること」をコンセプトとした電動車いすである。障害物や段差を回避する先進予防安全技術を盛り込み、都市部での歩道環境に適したコンパクト性と小回り性を実現したという。また、車両の前方足元の構造物をなくすことで前面を開放し、視認性を向上させた。バッテリーを着脱式にすることで利便性も向上させている。
操作は手元の操舵レバーで行う方式を採用。右手側の操舵レバーの手前にはスマートフォンタイプのディスプレイを設置。車両後方を撮影しているカメラ映像を確認できるなど、周囲の環境に合わせて安心して使ってもらえるように配慮したとしている。
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