NEDOはロボット産業の競争力強化を目指し、日本初の「ロボットサービス・ビジネススクール」の運営に必要な技術的手法などに関する調査を実施すると発表した。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2014年9月8日、ロボット産業の競争力強化を目指し、日本初の「ロボットサービス・ビジネススクール」の運営に必要な技術的手法などに関する調査を実施すると発表した。
調査は社会にロボット技術を溶け込ませビジネスとして回転させていく「ロボットサービス・ビジネス」の発掘・創出を目指し、大阪工業大学と共同で行う。
具体的には移動ロボットの商店街導入実証実験などを通じての「グローバルなロボットサービスのイノベーション創出に関する調査」、付加価値の高いサービスやデザインを検討することでビジネスとして定着させるための調査とする「ロボティクス等の多様な専門分野に係るデザイン思考に関する知見の調査」、企業/行政/一般ユーザーなど幅広い層との協力で人材育成や出口戦略について調査する「グローバル連携、異分野人材との連携・融合に関する調査」の3つを行う。
調査は2014〜2015年にかけて行われ、結果はNEDOの手掛けるロボットプロジェクトへ反映される他、2017年開設の大阪工業大学梅田キャンパス「ロボティクス&デザインセンター」の新カリキュラムにも反映される。
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