レスコンの中で最も名誉あるレスキュー工学大賞(レスキューロボットコンテスト計測自動制御学会特別賞)は神戸市立科学技術高校 科学技術研究会の「なだよりあいをこめて」が受賞した。同チームは、6月の予選でも全ダミヤンの救出・搬送に成功。本選のファーストミッションでも3体を見事に救助した。レスキューの考え方やロボットのアイデアも評価されて、受賞が決定した。
他にも空飛ぶロボットや、ガレキの上に橋を架けて走行するロボット、ダミヤンを救助した後は自立制御で搬送するロボットなど、面白いレスキューロボットがいくつもあった。各チームが「実際の救助現場ならこんな機能がほしい」とアイデアを形にした結果だ。今大会はファーストミッションしか活動ができなかったが、次回の2015年大会は一段とパワーアップしたレスキューロボットで、ダミヤンを救助してほしい。
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