ヴイストンは、水平多関節(SCARA)構造の卓上型ロボットアーム教材「アカデミック スカラロボット」を発表。現在、クラウドファンディングサービス「Makuake」で量産資金の調達を行っている。
ヴイストンは2014年7月11日、水平多関節(SCARA)構造の卓上型ロボットアーム教材「アカデミック スカラロボット」を発表した。販売予定価格は、3万8000円(税別)。
現在、クラウドファンディングサービス「Makuake」で量産資金の調達を行っており、出資者には特別価格の2万8000円で提供する。出荷開始は、同年8月中旬以降を予定。
同ロボットは、工場などで使われている大型の産業用ロボットを、サイズダウンしたような小型アームロボットである。PCを用いて簡単に制御でき、ロボットのプログラミング学習、アーム構造の学習、自作ロボットへの応用などに利用できるという。
本体は完成品で、アーム軸×2、アーム上下軸×1、ハンド回転軸×1、ハンド開閉軸×1の5軸構成。付属のペンホルダー部品に組み換えることで、ペンを装着して図形描画を行わせることも可能だという。制御は、シミュレータ機能を搭載するモーションエディタ「SCARA Programmer」と、C言語プログラミングの2通りをサポート。いずれもWebサイト上で関連ソフトウェアや基本処理を含むサンプルソースコードを無償公開する。
製品には、本体の他、専用ケース、USBケーブル、ACアダプター、ゴム足×4、クリック×4、スポンジキューブ×3、ペンタイプ組み換え部品、ボールペンが付属する。
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