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» 2014年06月20日 09時00分 公開

新型「コペン」、成功の鍵は「自分らしさの表現」にあり車両デザイン(2/2 ページ)

[朴尚洙,MONOist]
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「コペンサイト」と「コペンローカルベース」で情報発信

 営業面ではさらに積極的な施策を展開する。

 まず、ダイハツ工業の販売店のうち約70店に、新型コペンの仲間が気軽に集い、交流できるドライバーズサロンとして「コペンサイト」を設ける。店舗内の一部スペースをコペンサイトに割り当てるショップinショップ形態を予定している。コペンサイトには、スポーツカーに詳しい従業員が「コペンスタイリスト」として常駐し、ユーザーにコペンの楽しみ方を提案する。

「コペンサイト」のイメージ 「コペンサイト」のイメージ(クリックで拡大) 出典:ダイハツ工業

 これらコペンサイトの他に、メーカー直営の情報発信拠点「コペンローカルベース」を開設する。第1号店は、神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜海水浴場近くに、2014年6月29日にオープンする予定。新型コペンを中心に、地域のダイハツ車のファンと対話したり、ファン同士が交流したりするオープンカフェがコンセプトだ。コペンをはじめダイハツ車の情報発進は行うものの、車両販売や試乗など販売店の業務は当面行わないという。

鎌倉に開設する「コペンローカルベース」のイメージ 鎌倉に開設する「コペンローカルベース」のイメージ(クリックで拡大) 出典:ダイハツ工業

 またコペンサイトやコペンローカルベースを中核として、地域ごとにイベントを実施する。例えば、オープンカーで自然を満喫できるドライブイベント「オープンエアドライブ」などを行う。

 これらの取り組みを「LOVE LOCAL by COPEN」というキーワードで実施していくという。

先行受注は月間販売の3倍以上となる2300台

 新型コペンは2014年5月19日から先行受注を始めている。発売日まで1カ月間の受注台数は約2300台。これは月間販売目標台数の700台の3倍以上になる。

 好調な出足となった新型コペンだが、低空飛行が続く日本のスポーツカー市場において、700台という月間販売目標は極めて野心的だ。2002年発売の初代コペンは、月間販売台数がおおむね500台程度だったが、これを40%上回る必要がある。社長の三井氏が言う、「自分らしさの表現に向けたさまざまな施策」である、DRESS-FORMATIONによる樹脂外板の着せ替えや、コペンサイトやコペンローカルベースの開設によって、この野心的な目標を達成できるのか。新型コペンは、今後の展開でも注目を集めそうだ。

新型「コペン」の意味 新型「コペン」の意味。コペンをアルファベットで書くとCOPENとなる。初代コペンは「Compact OPEN」からとってCOPENとしたが、新型コペンではCommunity of Open car lifeに由来している(クリックで拡大) 出典:ダイハツ工業
新型「コペン」の各施策の名称には、矢羽のような形のブランドロゴ「コペンアロー」が使用されている 新型「コペン」の各施策の名称には、矢羽のような形のブランドロゴ「コペンアロー」が使用されている(クリックで拡大) 出典:ダイハツ工業
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