BMWグループは、電気自動車「BMW i3」の特に炭素繊維複合材部品・複合材構造の設計・製造においてCATIA Composites Designを活用する。
仏Dassault Systemes(以下、ダッソー)は2014年4月24日(現地時間)、独自動車メーカーのBMWグループが電気自動車「BMW i3」の開発に同社のCATIA Composites Designを採用したと発表した。
BMWグループは、特に複合材部品・複合材構造の設計・製造においてCATIA Composites Designを活用。自動車のような大量生産される製品でカーボン・ファイバー(炭素繊維)複合材を利用する際には、設計・加工や自動生産について技術的な制約があったという。
CATIA Composites Designは、そうした制約を構想設計の早い段階から組み込んで、設計と製造間を早期に連携させる。材料の繊維配向を可視化し、最終製品と設計意図との差異から生じる強度・品質・生産に影響を与え得る変形を検出できるようにするとしている。
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