「ブルーバード」の名称は中国市場へ、日産が新型コンセプトカーを発表車両デザイン

日産自動車が1980年代以降生まれの中国の若年層に向けたセダンタイプのコンセプトカー「Lannia Concept(ラニア・コンセプト)」の「ラニア」は、中国語で「ブルーバード」を意味する「藍鳥(Lan Niao)」の発音に由来している。

» 2014年04月21日 13時20分 公開
[MONOist]
「ラニア・コンセプト」の外観

 日産自動車は2014年4月20日、「北京モーターショー2014」(一般公開日:2014年4月23〜29日)において、1980年代以降生まれの中国の若年層に向けたセダンタイプのコンセプトカー「Lannia Concept(ラニア・コンセプト)」を披露した。

 ラニア・コンセプトは、日本のグローバルデザインセンターと、中国・北京に拠点を構える日産デザインチャイナが連携してデザインした車両である。日産自動車の統一デザインモチーフである「V-モーションシェイプ」をフロントフェイスに採用しながら、エネルギッシュで流れるようなしなやかなデザインを特徴とする。「中国で1980年代以降に生まれた現代的なトレンドセッターの嗜好(しこう)と価値観に応えるクルマ」(日産自動車)だという。

「ラニア・コンセプト」の外観(クリックで拡大) 出典:日産自動車

 車両名称のラニアは、中国語で「ブルーバード」を意味する「藍鳥(Lan Niao)」の発音に由来している。ブルーバードは2001年に生産終了したセダンで、後継モデルとなった「ブルーバードシルフィ」も2012年12月発売の3代目モデルから“ブルーバード”を外して「シルフィ」となっている(関連記事:ロングストローク化で1.8lエンジンの燃費を向上、日産の新型「シルフィ」)。

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