日本光電は、マレーシア クアラルンプールに販売子会社を設立する。マレーシアでは2014年7月から、医療機器の輸入/販売に関する新法律が施行され、規制が厳しくなる。これを受け、マレーシア国内での医療機器販売の強化を図ることが目的だ。
医用電子機器を手掛ける日本光電は2014年3月17日、マレーシア クアラルンプールに販売子会社「NKマレーシア(Nihon Kohden Malaysia)」を設立し、営業を開始すると発表した。NKマレーシアの資本金は50万リンギット(約1600万円)。日本光電のグループ会社である日本光電シンガポールが100%出資する。
マレーシアでは、2014年7月より医療機器の輸入/販売に関する新しい法律が施行され、規格が厳格化される見通しだ。これまで日本光電は、マレーシア国内では、現地の代理店を通じて販売活動を行い、日本光電シンガポールがこれをサポートしてきた。新法律の施行を受けて、マレーシアでの販売およびサービスを強化すべく、NKマレーシアの設立に至ったという。今後は新会社が中心となり、輸入ライセンスを一元管理して、マレーシア国内の販売代理店網の拡大を図る。
日本光電は1951年に設立され、2013年3月期における売上高は871億円(グループの連結売上高は1325億円)。脳波計などの生体計測機器をはじめ、人工内耳やペースメーカーなどの治療機器、医療支援システム、検体検査機器など、幅広い医療機器の開発、製造、販売、保守サービスを手掛けている。中期経営計画として、医療インフラの整備など持続的な成長が見込まれる新興市場において、事業展開の強化を掲げている。
会社名 | Nihon Kohden Malaysia Sdn. Bhd.(NKマレーシア株式会社) |
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所在地 | GTower, 199 Jalan Tun Razak, Suite 15-13, Level 15, 50400 Kuala Lumpur, Malaysia |
事業内容 | 医療機器の販売およびアフターサービスに関するサポート |
資本金 | 50万リンギット(約1,600万円) |
代表者 | 岩崎 英司(日本光電シンガポール株式会社 社長) |
従業員 | 4人(予定) |
新会社の詳細 |
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