入社から5年間、生産技術職としてキャリアを積んできた岡本さん。このまま生産技術職を続けるよりも、大学時の専門で興味を持っていた電気系エンジニアとしてキャリアを構築したいと思い、転職へと踏み切りました。
本記事はパソナが運営する人材紹介サービスブランド「パソナキャリア」の記事に加筆・修正して転載しています。
岡本さん(仮名 27歳 男性)
大学を卒業後、プリント基板メーカーに就職し、プリント基板の工程設計から作業手順書の作成・量産クレーム対応まで幅広く経験。社会人5年目を迎え、このまま生産技術職でキャリアを構築していくことよりも、もともと大学時の専門でもあり興味のあった電気系エンジニアとしてキャリアを構築したいという思いが募りました。そして現在の職種よりも大学時代の専門を生かせる技術者としてキャリアを構築したいという思いから、転職を決意しました。
前職 プリント基板メーカー 生産技術
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現職 医療機器メーカー 電気回路設計エンジニア
初めての転職だったこと、さらにキャリアチェンジを希望していたことからまずは可能性や情報を幅広く収集する必要がありましたので、某転職ポータルサイトに登録しました。
登録から数日後にかなりたくさんの紹介会社からスカウトのメールを頂きました。その中で自分の希望の職種を提案していただけた企業様に絞ってコンタクトを取らせていただきました。パソナキャリアもその中の1社でした。
担当のキャリアアドバイザーの最初の印象はまじめそうな方で、こちらの話をきちんと最後まで聞いてくれそうな方という印象でした。
キャリアアドバイザーからは希望である「電気回路設計エンジニア」のポジションのみ紹介いただくことができました。また、単に求人紹介だけでなく活動の仕方から詳細な企業情報まで幅広い情報を頂けました。
また、採用企業と初めて面接する際には事前に模擬面接を実施いただき、問題点や改善提案をしてもらえました。
年収はダウンしましたが、今回の目的は「希望の職種に就く」ことでしたのでとても満足しております。
さらに今回入社を決めた企業ではデジタル回路設計・アナログ回路設計の双方に携わるチャンスがあり、仕事や技術の幅も広げていくことができる環境ですので、とても楽しみにしています。
私の場合は今までの経験とは異なる職種への転職(キャリアチェンジ)でしたので、まずそもそも可能性がどの程度あるのかという部分からスタートしなければなりませんでした。個人で活動していたら収集できる情報にも限界があり、効果的な活動ができなかったかもしれません。
紹介会社を活用することで単に求人情報だけではなく、転職に必要なあらゆる情報を入手することができます。転職を考えられている方は積極的に人材紹介会社を活用することをお勧めいたします。
転職する理由・目的は明確でしたが、職種チェンジを希望されていましたので年齢的なことを考えると最終チャンスであると感じました。
中途採用においては経験を重視する傾向がありますので、職種経験に代わる武器は無いのか……と話し合った結果、その職種を希望する理由と、熱意・やる気を面接官の方に伝えてくださいとアドバイス。最終的には電気系エンジニアになりたいという意欲が評価され無事内定をもらうことができました。
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