「エコカーで楽しんで!」、自動車メーカーは子ども向けの体験型展示を展開エコプロダクツ2012 フォトギャラリー(1/2 ページ)

小学校から高校まで多くの学生が社会見学のために参加していた「エコプロダクツ2012」。自動車メーカーの展示は、モーターショーなどと異なり、子どもが楽しめる体験型のものが中心になっていた。

» 2012年12月19日 13時18分 公開
[朴尚洙,MONOist]
「エコプロダクツ2012」の様子

 燃費の良いエコカーや、排気ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池車を開発している自動車メーカーにとって、その存在をアピールすることは重要だ。中でも、将来の顧客となり得る子どもにアピールできる場はそれほど多くはない。

 「エコプロダクツ2012」(2012年12月13〜15日、東京ビッグサイト)は、環境関連製品・技術の展示会である。他のB2B系の展示会と大きく異なるのが、一般参加者に混じって、小学校から高校まで多くの学生が社会見学のために参加している点だ。

 同展示会には、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、マツダ、三菱自動車といった自動車メーカーが出展。モーターショーなどと異なり、子どもが楽しめる体験型展示が中心となっていた。本稿では、エコプロダクツ2012における自動車メーカーの展示をフォトギャラリー形式で紹介する。

トヨタ自動車の展示スペースの全景(左)。写真の右側にある電気自動車「eQ」と、左側にあるプラグインハイブリッド車(PHEV)「プリウスPHV」のカットモデルが中心。この他、「プリウス」のニッケル水素電池モジュールのカットモデルや全固体電池の開発成果など、自動車メーカーの中では最も質実剛健(?)な展示になっていた。子ども向けの展示では、水の電気分解で得た水素で走る燃料電池ミニカーの体験スペースがあった(右)。(クリックで拡大)
日産自動車の展示スペースの全景(左)。左側にあるEV「リーフ」の電力を使って照明を点灯させている。小学校高学年の生徒を対象にした「日産わくわくエコスクール」を開催していた。手回しで発電した電力で走るEVミニカーの組み立てなどを行う20分程度の体験型授業である(右)。(クリックで拡大)
ホンダの展示スペース ホンダの展示スペースでは、「ホンダスマートホームシステム」を説明する寸劇を行っていた。ステージの脇には、電動スクータ「EV-neo」と電動セニアカー「EV-MONPAL」の実車があったものの、「フィットEV」は原寸大パネルの展示となっていた。(クリックで拡大)
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