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ど根性! 1つ1つの寸法の係数を計算しよう公差解析 実践の基本(2)(2/4 ページ)

今回はちょっと時間をかけて公差を計算してみた。疑いの目を忘れずに、くじけずに挑戦しよう。途中で居眠りしたら駄目っ!

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じゃあピン付き部品の寸法から見ていこうか。まず、穴の位置(No.1)がX方向に1mmずれるとどうなるかな……。


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穴と長穴で位置を決めるから、部品自体は傾くわね。バカ穴を中心に部品が回転しているのかしら。


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図3 取り付けるとピン付き部品は傾く
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ピンと穴の位置関係も変わるねぇ。その量を計算すればいいのか! 点と線で簡単に関係を書いてみよう。バカ穴からの寸法も幾つか入れてみたよ。


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図4 ピン付き部品の寸法の変動と、知りたい箇所(Xの距離)
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ありがとう、アズー。ここまできたら後は比で求まるわね。


        24:1.5=1:X

        X=1.5/24

         =0.0625

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この寸法(No.1)の係数は0.0625っと……。


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この考え方はこのピン付き部品を組立てるボードの穴の位置(No.7)も同じだね。ボード側の穴の位置がばらついたら、ピン付き部品は同じように傾いて取り付けるしかないもんね。


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よし、次は同じピン付き部品の長穴の位置度(No.2)ね。


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図5 取り付けるとピン付き部品は傾く
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これまた傾いて取り付いちゃうね。今度は取り付ける穴を中心に傾くんだね。さっきみたいに点と線で書いて整理してみるか。


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図6 ピン付き部品の寸法の変動と、知りたい箇所 その2(Xの距離)
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関係を整理するのも、頭がこんがらがっちゃうな。……で、比を使ってこれも求めよう。


        24:22.5=1:X

        X=22.5/24

         =0.9375

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この寸法(No.2)の係数は0.9375ね。これも同じように、ボード側のこの長穴と締結される穴の位置(No.8)も同じ考え方で計算できるわね。


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