日立製作所とServiceNow Japanは製造業が開発、生産しユーザーに提供する製品やサービスについてのサイバー攻撃対策やセキュリティの向上を担うPSIRT(Product Security Incident Response Team:製品セキュリティインシデント対応チーム)分野での協業を開始すると発表した。
日立製作所は2021年度(2022年3月期)決算と2022〜2024年度の中期経営計画「2024中期経営計画(2024中計)」を発表した。2021年度連結業績は、売上高が前年度比18%増の10兆2466億円、調整後営業利益が同49%増の7382億円、当期利益については同16%増の5834億円となり過去最高を達成した。
製造業にとって温室効果ガスの削減が大きな課題となっている。これまでも、工場の省エネに積極的に取り組む企業は多かったが、カーボンニュートラルを達成するには、再エネ調達などを含めた統合的なエネルギーマネジメントシステムが必須になる。柔軟な導入形態や他システムとの連携機能を特長とする日立の「EMilia」は、省エネにとどまらず、カーボンニュートラルの実現にも大きく貢献する。
日立製作所は製造業の属人的な業務ノウハウをデジタル化し、各システムに散在するデータを統合管理して必要な情報を適切なタイミングで自動提供するデータ管理プラットフォーム「WIGARES」を発売した。